J-Credit Live Tracker · By Methodology

J-クレジット 方法論別
価格・売買高 ライブトラッカー

省エネ・再エネ電力・木質バイオマス・再エネ熱・森林(FO-001)農業(中干し延長/AWD系)・国内クレジット—— 全方法論カテゴリの加重平均価格・レンジ・累計売買高を、東証カーボン市場の公式PDFから自動取得して時系列で公開します。 無料・月次更新・CSV出力対応。

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1. 全方法論カテゴリ:現在の価格と累計売買高

JPX(東京証券取引所)カーボン・クレジット市場が市場開設(2023年10月11日)以降に約定した、 方法論カテゴリ別の 累積加重平均価格安値〜高値レンジ累計売買高 です。 データソースは JPX公式

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🌾 AWD/中干し延長クレジット:誰も時系列で追っていない方法論

「農業(中干し期間の延長)」は累計売買高がわずか120 t-CO₂と極めて薄いものの、 日本における唯一のメタン排出削減(水田管理由来)の方法論で、 国際的には AWD(Alternate Wetting and Drying)として インド・タイ・ベトナム等のコメ作国でメタン削減の主要方法論になっています (Verra VM0042、Gold Standard など)。

日本のAG系の 価格・流動性・認証量 を時系列で把握することは、 インドAWDプロジェクトのオフテイク価格交渉や、dMRV(衛星モニタリング)案件の経済性試算に そのまま使える参照点になります。森林由来との比較もこの場で可能です。

関連:India forest valuation pilot (EN)Karnataka coffee × EUDR / CCTS / TNFD (EN)

2. 方法論別 加重平均価格 × 安値〜高値レンジ(比較)

📊 全方法論カテゴリ — 加重平均(●)と安値〜高値レンジ(バー)

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出典:JPX「市場開設以降の売買状況」PDF より自動抽出。月次更新。

3. 累計売買高(市場開設〜)

📦 方法論カテゴリ別 累計売買高 (t-CO₂)

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省エネ・再エネ電力が量で圧倒し、森林・農業は流動性薄。「ストーリー性が要る相対取引」と「コモディティ取引所」の使い分けの根拠になる図です。

4. 方法論別 累計認証量(J-クレジット制度公式)

JPXの売買高は「取引所で出回った量」だけです。J-クレジット制度全体で発行された総量を方法論別に追えるのは、 J-クレジット制度事務局が四半期ごとに公開する 「J-クレジット制度について(データ集)」 だけです。本トラッカーはこのPDFも自動取得し、12方法論の累計認証量を時系列化しています。

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🌾 方法論別 累計認証量(移行プロジェクト除く・万t-CO₂)

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出典:J-クレジット制度事務局「データ集」PDF より自動抽出。四半期ごとの認証委員会終了時点。

「認証量」と「売買高」の違い: 「認証量」はJ-クレジット制度認証委員会が 発行を認めたクレジットの累計(在庫+既流通の総量)。 「売買高」はそのうち 東証カーボン市場で約定した部分のみ。 森林経営活動の認証量は累計 209.5万t-CO₂ に対し、JPXでの累計売買高は約 2万t-CO₂。 発行されたクレジットの大半は相対取引・自主活動・温対法報告で消化されており、 取引所はあくまで一部です。事業性試算では「発行ボリューム=認証量」「市場流動性=売買高」を分けて見るのが正確です。

🌾 中干期間延長(AWD系):認証量 30.7万t-CO₂ / 市場成立はこれから

中干期間延長は2023年に方法論承認後の若い領域で、すでに累計30.7万t-CO₂が認証されています。 一方、JPX東証カーボン市場での累計売買高は120 t-CO₂と桁違いに薄く、 「発行はされているが取引所には出ていない」状態が定量的に見えます。

インド・東南アジアのAWD(Alternate Wetting and Drying)dMRV案件のオフテイク価格交渉では、 日本の中干し認証量推移と取引所流動性のギャップがそのまま「相対取引が前提のメタン削減市場」の参照点になります。

5. 国売却入札 14回の歴史(2016〜2023)

JPXのカーボン・クレジット市場開設(2023-10-11)以前、政府保有J-クレジットは J-クレジット制度事務局による入札販売を通じて売却されていました。 2016年6月の第1回から2023年5月の第14回までの7年間、計14回の入札結果(落札価格の平均値・中央値・販売量・購入者数)が 公式から取得できます。 これはJPX市場開設前の唯一の連続価格シリーズで、現在の取引所価格とつながる歴史的レファレンスです。

📉 14回の入札 落札価格の平均値推移(カテゴリ別)

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出典:J-クレジット制度事務局「クレジットの入札結果について」全14回PDF より自動抽出(落札価格の平均値・税抜)。

入札と取引所の連続性: 入札 第14回(2023-05)の再エネ平均 ¥3,246 / 省エネ他 ¥1,551 から、JPX市場開設(2023-10)後の再エネ電力累積加重平均 ¥4,661 / 省エネ ¥2,928 までは、 約半年の空白を挟んでいます。市場開設後の累計加重平均はその間の約定で押し上がっており、 価格の方向感としては入札時代から+40%〜+90%の連続したトレンドが読めます。

6. 方法論別の月次トレンド(JPX 加重平均)

月次累積加重平均(選択方法論)

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本トラッカーが月次でPDFを取得し始めた時点(2026年4月)から点が増えていきます。実証期(2022年度)の森林加重平均 ¥14,571(売買高 59 t-CO₂)は歴史的参考点として下のメモに記載。

累積加重平均という指標について: JPXは方法論カテゴリ別の 市場開設以降の累積 加重平均を発表しています。これは過去全約定の平均であり、直近月の単独平均とは異なります。 累計売買高が薄い方法論(森林・農業)では大口約定1件で平均が動きやすく、逆に量の多い方法論(省エネ・再エネ電力)では安定して推移します。 本トラッカーはこの「累積加重平均」を月次スナップショットで蓄積するため、時間が経つほど純粋な相場の方向感を抽出できる設計です。

7. データダウンロード

本ページが表示しているデータは /data/jcredit_prices.json(JSON)として誰でも取得できます。 CSV版は下のボタンから出力可能です(全方法論・全月次点)。

8. データソース・更新運用

最終更新:本ページのデータは /data/jcredit_prices.json の更新時刻に従います。価格は JPX 公式の累積加重平均で、変動します。投資・取引判断は別途公式情報および自己責任にてご確認ください。